株式会社ラック
テクノロジー活用でスマートシティ実現、社会課題解決への取り組み
-smart town事業構想-
テクノロジーで描く、安全で便利なスマートシティの未来
ラックは、社会課題解決とスーパーシティ/スマートシティの実現を使命とし、これらに向けて積極的に取り組んでいます。特にスマートシティの実現に向けては、IoTの活用、システムの連携、運用の支援体制が重要な要素となります。
そして、その核となるのが「セキュリティ」と「セーフティ」。個人情報と機密データの保護、システムの安定性を確保するセキュリティの重要性は言うまでもありませんが、それと並行して、市民生活を支えるインフラやサービスが安全に機能すること、事故や災害への対応力を向上させるセーフティも重要です。
ラックは、セキュリティ/システム開発事業で培った経験を活かし、さまざまな自治体や関連事業者とともに、街全体を見守る総合的なセーフティ・サービス実現に向けた事業機会の発掘に取り組んでいます。
「smart town事業構想」2025年を目指し躍進―3つの重点領域で地域課題解決と経済貢献へ
ラックは、2025年の目標である「smart town事業構想」に向けて、全力投球で3つの大切な取り組みを推進しています。
第一の取組として、IoTとデータセキュリティを組み合わせた「smart town」プラットフォームの提供を予定しています。このサービスは、監視カメラなどIoTセンサーからの情報を保護し、ユーザーに安全なデータアクセスを提供します。サービスは既に実証実験を経ており、今年からパイロットサービスとして公開を予定しています。
第二の取組は、smart townを活用して地域の課題を解決し、地域経済に貢献する事業の創出です。一例として、発達障害のある子供の情報を自治体、学校、支援機関、保護者などで共有するアプリケーションの開発が挙げられます。これも今年、パイロットサービスとして立ち上げを予定しています。
最後に、これらの取り組みをさらに推進するために、CVCの活用や各地の自治体や事業者との連携を強化しています。これらの努力を通じて、ラックは2025年の「smart town事業構想」の実現に向けて着実に進んでいます。
「smart town」 特設WEBサイトを公開しています。是非ご覧ください。
https://town.lac.co.jp/
ラックは、地域の課題解決に寄与する新たな事業やサービスを地域内で生み出す取り組み「地域商社事業」を進めています。大都市圏へと流れ出る消費(お金)、情報、人材を地域内に留めるか、あるいは再び呼び戻し、地域内での消費や雇用の創出と地域経済の循環の実現を目指します。
これは、大都市圏を含む遠方との「関係人口」を通じて持続的な関わりを保ちつつ、地域経済の活性化を目指す仕組みを作る試みです。その一つの具体的な例として、地域内の特産品の生産者が直接消費者とつながり、単に商品を売るだけではなく、感情の共有や、消費者の嗜好や評価に基づく商品改良のフィードバックを得る取り組みを行っています。また、衰退が進む商店街では、機能分散で疑似的な複合施設の形成を試み、高齢者が主導できる運営体制の構築にも挑んでいます。